家づくりを始める前に考えること…
家族の笑顔を詰め込む家づくりアドバイザー 増田勝巳です。
賃貸アパートに住まわれる方からよく聞く声があります。
「ぼんやりといつかは家を建てたいなぁ…とは思うけど、子供がまだ小さく奥さんが働けないから頭金をためるのがちょっと厳しい…。
子供が幼稚園に入ってから、二人が働いて頭金を貯めて初めて家づくりを考えられるのかなぁと思うんだけど…」
アパートにもよるでしょうが、2LDKあっても家族が4人にもなったら狭いと感じられるようです。
ましてや、子供が成長するたびに動きも活発になり、お隣に迷惑だから静かにしてといっても限界があったり…
だから、子供が3歳になったら幼稚園か保育園に預けて、奥さんも働きに出てお金を貯めて、小学校に上がる手前で家を建てよう!というスケジュールが多いようです。
そんなご夫婦が家づくりを始める前に考えておきたいことのお話です。
1人目のお子さんを預けるご夫婦は、基本過去に子供を預けて働くという経験がないですよね。
子供を預けれればそれにもお金がかかるということのイメージが出来ないんじゃないでしょうか?
仮に、奥様がパートに出て所得税のかからない所得をとってお金を貯めようと考えたとすると…
奥様の月給がおよそ83000円くらいだと思います。
そして、お子さんが幼稚園・保育園に通うことになるでしょうから、そこに費用が発生します。
内閣府による「平成22年・インターネットによる子育て費用に関する調査」によると
幼稚園児・保育園児にかかる年間の食費や衣料・服飾費、生活用品費の合計は38万3611円だったそうです。
月平均にして約3万2千円。これを単純に奥さんの収入から引くと、残り5万1千円。
これを12ヵ月繰り返せば、年間61万2千円貯まるという計算。これを3年繰り返して183万6千円。
食費などは未就園児でもかかる費用ですから、今の計算は少し厳しめかもしれません。
それでも、200万円前後貯められればいいところでしょう。
しかし、今まで専業主婦だった奥さんも働くとなれば、職場までの移動の手段が必要になります。
自転車くらいで済めばいいですが、園への送り迎えなども考えると軽でもいいから車が必要になるんじゃないでしょうか?
独身時代から乗っている車があればいいですが
持っていない方は、中古車を買うにしても3~40万円ほど必要でしょう。
その車の維持費、そして外へ出るようになればどうしても新しく服を買ったり
化粧品等の消耗度も早くなるでしょう。
人それぞれどの程度の必要経費があるかは違いますから一概には言えませんが
あなたはどの程度貯められそうですか?
これを試算した金額で、貯めたい金額を割れば、何年後に家を建てられるのか?という
目標が見えてくると思います。
そんなに頑張らなくても独身時代からの貯蓄があるから大丈夫!という人はいいですが
そんなにはないからこれから貯めようという方は少し考えてみてください。
これも家づくりで失敗しないための大事な資金計画の一つ。
せっかく家を建てたのに、お金のことで家族が不仲になったりはしてほしくないですからね!
しかし、なかなか難しいかもしれません。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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